まだオンカジでは赤字の月の方が多い私ですが、先月は久しぶりに10万以上の黒字!
そこで、ふと思ったのが
『オンラインカジノで得た収入って税金取られるの?』
という疑問。
そこで、今回は意図せず脱税してヤバイ目に合わないように、本気でオンラインカジノの税金について調べました。
その調査結果を「オンラインカジノの税金については初心者!」という方に向けて分かりやすく以下にまとめてあります。
この記事を読み進めていけば、もう税金については全て理解したも同然です。
それでは、始めましょう!
目次
オンラインカジノには税金がかかるのか?
結論、オンラインカジノには税金がかかります。
オンラインカジノなどギャンブルの収入は「一時所得」という課税対象の収入になります。
パチンコや競馬は納税しなくていいのに、どうしてオンカジは納税が必要なの?
パチンコや競馬は銀行を通さないギャンブルでの収入です。

パチンコなどでは直接お金がもらえるので税務署は調査することが難しく、税務署は黙認のような形になっています。
ちなみに、宝くじは非課税です。
一方で、オンラインカジノはエコペイズやアイウォレットなどの電子ウォレットや仮想通貨を介して、銀行に勝利金が振り込まれます。
オンカジの勝利金が振り込まれる銀行は税務署の調査が可能なので、税務署にばれます。
「納税か‥面倒くさ。バレなきゃいいんじゃない?」とついつい思ってしまいますが、納税は国民の義務。
しっかり行う必要があります。
どんな時にオンラインカジノで税金を支払う?
ただし、オンラインカジノで1年で5万円儲けたからといって税金を支払う必要はありません。
オンラインカジノで税金を支払うのは1年間で50万以上の利益がある時だけです。
ここでいう1年間というのは
1月1日〜1月31日までのことです。
50万円未満の利益しかない人は納税する必要はありません。
税金の対象所得(50万円以上)はどうやって計算する?
オンラインカジノの所得はギャンブルの『一時所得』とみなされます。
『一時所得』の計算式は以下です。
一時所得=収入金額 – 支出金額(賭け金) – 特別控除額 (最高50万円)
儲けた金額(収入金額 – 支出金額)が50万円以上だと、一時所得が発生しますね。
ただし、ここでのポイントは負けた日の損失額は一時所得の計算に入らないという点です。
「負けた日の損失額が一時所得の計算に入らない」とは?
例えば、オンラインカジノの収支が以下の場合
日付 | 賭け金 | 配当金 | 収支 |
1/3 | 200万円 | 20万円 | -180万円 |
3/9 | 90万円 | 80万円 | -10万円 |
7/10 | 130万円 | 200万円 | 70万円 |
10/11 | 100万円 | 150万円 | 50万円 |
1年間の収支は(-180万円) + (-10万円)+ (70万円)+ (50万円) – (特別控除50万円) = -120万円
確定申告は必要ないように思えます。
でも実は負けた日(1/3と3/9)は一時所得の計算に入りません。
ということは、勝った日(7/10と10/11)のみが一時所得の計算対象になります。
日付 | 賭け金 | 配当金 | 収支 |
7/10 | 130万円 | 200万円 | 70万円 |
10/11 | 100万円 | 150万円 | 50万円 |
そこで、この日を先ほどの計算式に当てはめると
【一時所得】=【収入金額(配当金200万円+150万円)】-【支出金額(賭け金130万円+100万円)】-【特別控除額 (最高50万円)】
一時所得は70万円になります。
70万円なので、確定申告は必要です。
一年で見ると赤字なのに日々の収支で黒字が出た日だけ計算されてしまうので、確定申告が必要になるケースもあるんです‥
所得税はいくら払えばいい?
ご説明した通り負けた日が一時所得の計算に入らないので、
「勝った日だけで、一時所得の計算をすると50万円以上になった‥」という方も結構多いかと思います。
オンカジでの一時所得が50万円以上になった場合、納税額の計算は以下です。
【納税額】 = 【オンカジ一時所得 + 他の所得】×【税率】-【控除額】
となります。
【税率】と【控除額】は他の所得とオンラインカジノの一時所得との合計金額で決められる
先ほどの計算の【税率】と【控除額】は(給与所得など)他の所得とオンカジの一時所得を合わせた金額によって変わります。
所得税の速算表 課税される所得金額 税率 控除額 195万円以下 5% 0円 195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円 330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円 695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円 900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円 1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円 4,000万円超 45% 4,796,000円
出典:国税庁ホームページ No.2260 所得税の税率 (https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)
例えば、給与所得500万円+オンラインカジノで100万円儲けた場合、
- 課税される所得金額:600万円(500万円+100万円)
- 税率:20%
- 控除額:427,500円
となります。
先ほどの計算式に当てはめると、
【納税額】 = 【所得600万円】×【税率20%】-【控除額427,500円】
= 772,500円
全体での納税額は772,500円となりますが、オンカジだけだと128,750円です。
100万円稼いだだけでも、結構な額を納税する必要がありますね。
今までのオンラインカジノの賭け金や勝利金を把握していない場合は?
1年間の賭け金や収支はオンラインカジノに支払調書を発行してもらえば、一覧で見ることができます。
ただし、オンラインカジノの支払調書は発行してくれない場合が結構あります。
例えば、ベラジョンやクイーンカジノやエルドアカジノは発行してくれません。
支払調書がない場合は、オンラインカジノのマイページで「賭け金」と「配当金」の履歴をチェックします。
例えば、ベラジョンの場合【取引履歴】→【ゲーム履歴】を見ると

- 情報(勝利金)
- 賭け金
を確認することができます。
今まで、収支表をつけていなかった場合は‥日々の収支を表にまとめて計算する大変な作業が待っています。(泣)
オンラインカジノの確定申告の準備をしよう!
さて、納税額について理解ができたら次は確定申告について見ていきましょう。
確定申告って聞くと、ビビりますよね。 Σ(゚д゚lll)
私は個人事業主なので今年で確定申告6年目を迎えますが、毎年憂鬱になります。
でも、大変なのは初回だけです。
2回目からはだいぶ慣れて、数時間で申告書類をかけるようになります。
確定申告はいつ行うの?
確定申告は毎年、2月16日〜3月15日の間に提出します。
特に初めて確定申告を行う場合は1月の段階から準備に取り掛かるのがオススメです。
1月:税務署に直接出向いて質問したり、電話で問い合わせる
1月末〜2月初め:確定申告の書類を書く+必要があれば税務署に電話しながら埋める
2月16日〜3月15日:確定申告書類を提出
確定申告の対象期間は?
確定申告の対象期間となるオンラインカジノの一時所得は
- 1月1日〜12月31日です。
例えば、2020年1月1日〜12月31日の一時所得分は
翌年2021年の春に確定申告を行います。
確定申告は青色申告と白色申告とあるけど、どちらを選べばいい?
青色申告は不動産所得・事業所得・山林所得がある人のためのものです。
オンラインカジノの一時所得の場合は、白色申告しか行うことができません。
白色申告の場合、青色申告よりも多少手間が少ないので楽です。
確定申告はどうやって行う?
確定申告は
- 税務署に直接提出する
- e-taxでオンライン上で書類を提出する
の2種類ができます。
個人的にオススメなのは「e-tax」です。

国税電子申告e-Tax: http://www.e-tax.nta.go.jp/
e-Taxだとネット上で修正も簡単ですし、途中段階の確定申告書類を保存することもできます。
また、提出したデータを来年のテンプレートとして使うことも可能です。
確定申告に必要な書類は?
確定申告に必要な書類は以下です。
- 源泉徴収票:
年末に会社から受け取ります - オンラインカジノの支払調書:
オンラインカジノに発行を依頼して、受け取ります
支払調書がない場合、自分でエクセルなどでまとめた取引明細書で代用できます。
最後に
最後になりましたが、納税金額を把握するためにも日々の収支をエクセルなどにまとめておくことが大切です。
1,000万円越えのジャックポットや100万越えの大きな当たりが出ることだってあるかもしれないんですから!(期待‥)
今使っているオンカジじゃそんな当たりは出なそう‥
という方は新しいオンカジを探して、入金不要ボーナスで試してみてはいかがでしょうか?
