今回は僕のガチな友達「児玉君(仮名)」の話です。
児玉君とは京都の三流大学に通っていた頃に知り合い、その後もちょくちょく会う仲です。
実は僕にオンラインカジノを教えてくれたのも児玉君です。
児玉君の年齢は36歳。
社員50名足らずの、俗にいうブラック企業の印刷会社で働いています。
忙しいときは週7出社で、”体調を崩したら最後”的な状態の中での勤務です。
当然、彼女もいません。
家は2DKで台所もありますが、料理した痕跡はほぼゼロ。
コンビニやカップラーメンのゴミ袋などが置かれています。
目次
オンラインカジノはパチンコの代わりに始めた

そんな児玉君がオンラインカジノを始めたのは、仕事が激務すぎてパチンコに行く体力がなかったのが始まりでした。
彼女もいない(できない)し、たまの休みでもすることがない。
パチンコに行く気力もない。
そんな時に、ネットで偶然オンラインカジノの存在を知りました。
「登録は無料だし、やってみるか」
なんとなく違法性などは気になりましたが、若干自暴自棄気味だった児玉君はさほど気にせず始めたようです。
クレジットカードでオンカジに入金したのが始まり

児玉君は大手のベラジョンカジノに登録して、クレジットカードで$50を入金しました。
初回ボーナスをもらい、実際にアカウントに入ったのは$100。
とりあえず、スロットを回してみたものの$100はあっという間に$60まで減りました。
「ヤバい」
と思い、ネットで情報収集。
“バカラが勝ちやすい”との情報を手に入れ、コンピューター相手のバカラをなんとなく覚えたルールでプレイし始めました。
バカラで$60を$150に増やして有頂天に
初めてプレイしたバカラ。
スロットよりも、お金の減りが少なく
30分プレイしたら、いつの間にか$60を$150まで増やすことに成功。
こんなに簡単に、
短時間でお金を増やせるなんて
すごくね!?
その後は、負けたり勝ったりを繰り返しましたが、
最初の週:$50程度の黒字
翌週:-$30の赤字
再来週:$200以上の黒字
となり、「賭け続けれていてば、勝てる」と思うようになっていきました。
小さな賭けでは満足できなくなってきた
オンラインカジノを始めた頃は$1をベットするのでも緊張したのに、数週間経った今は$5以上のベットが当たり前になってきました。
バカラでは$5ベットして勝つと、一気に$10がもらえます。
$1ベットして、$2をもらうのが馬鹿らしくなってきたのです。
それだけでは、興奮が足らなくなってきました。
負けるほど興奮してきて、負けを取り戻そうと大きく賭ける
連敗が続くと、焦りと「負けを取り戻さないと」という思いで、胸が締め付けられるような興奮を感じました。
うる覚えのマーチンゲール法で賭け金はどんどん大きくなっていきます。
ベット額が$200を超えた時、資金が尽きてマーチンゲール法が破綻。
大負けして、バカラでは勝てないと思いつつもやめられない
$200以上の大負け。
パチンコだったら、もう来週はやめとこう。と思うはず。
でも、オンラインカジノは24時間プレイすることができます。
仕事のちょっとした休憩時間に手持ち無沙汰になると、「少額なら」とオンカジにログインしていました。
24時間スマホでプレイできるというオンカジの恐怖
いつでもスマホでプレイできるというメリットが、完全に「ギャンブル中毒」の追い風となっていました。
まだオンカジを始めて3ヶ月しか経っていないのに、仕事の休憩時間もオンカジ。
仕事から帰りの電車でもオンカジ。
家についてもオンカジ。
勝ちもありましたが、負ける方が多くて、
3ヶ月が経過する頃にはクレジットカードは限度額近くまで使っていました。
ギャンブル依存症になり、借金は130万円になった

児玉君は完全にギャンブル依存症になっていました。
パチンコで借金なんてしたことがなかったのに、オンラインカジノでは気づいたらクレジットカードのキャッシングが膨れ上がっていました。
複数のクレジットカードからキャッシングをしていたのですが、その合計は130万円。
児玉君の給与では、翌月に返すことなんて到底できません。
オンラインカジノをやめたい
児玉君はキャッシングの額を見て、呆然。
「オンラインカジノで勝って借金を返さないと」と一瞬思いましたが、同時に
「このままだとヤバい。中毒になっているかもしれない。」という思いがあり踏みとどまりました。
そして、ベラジョンカジノのアカウントを停止することを決意。
オンカジをやめた今も決して幸せじゃない。

オンカジをやめた児玉君は今、必死にキャッシングの借金130万円を返済中です。
でも、キャッシングの金利は18%。
130万円だけでなく、約23万円の金利も支払わないといけません。
奨学金の返済もあってそれほど家計に余裕があるわけではないのに、借金のリボ払いまで始まりました。
借金返済のために、今では「暖房代をケチって、家にいるときは電気毛布を体に巻いている」とのこと。
頭は借金のことばかりで、心の余裕なんてありません。
唯一の救いは同僚に仲のいい友人がいること。
児玉君は借金のことをその友人に打ち明け、たまに彼と飲んでいる時が一番リラックスできるそうです。
児玉くんを反面教師にして、この3つに気をつけよう

児玉君の事例は、一部脚色してありますがほぼ実話に基づいています。
彼は今も、キャッシングの借金を返済中です。
児玉君と同じ過ちを犯さないためにも、オンラインカジノをプレイする上で気をつけるべきことが3つあります。
オンラインカジノで借金の返済はできないことを理解する
オンラインカジノは連勝することもあれば、連敗する可能性も十分にあります。
オンラインカジノや他で作った借金をオンラインカジノで返済することはできません。
確かにバカラやルーレットの赤/黒は勝つ確率がほぼ50%ですが、厳密にいうと47%ぐらいに設定されています。
勝ちが続いても必ず負けはやってくるので、借金の返済手段としてはお勧めできません。
オンラインカジノは入金額以上の請求はしてこない
オンラインカジノは入金した金額以上を請求してくることはありません。
プレイヤーがオンラインカジノに対して借金することはできません。
そのため、自分でいくら入金するかをコントロールする必要があります。
使いすぎないように、クレジットカードの利用限度額を設定する/キャッシングをゼロにするのも手

ギャンブルは興奮するとやめられなくなるので、お金を賭けられないシステムを作ることが大切です。
そのための手段が、
- クレジットカードの利用可能限度額を低めに設定
- キャッシング枠をゼロにする
です。
こうすれば、毎月のベット額をセーブすることができます。
オンラインカジノで堅実に儲けるためには?
オンラインカジノは本来、還元率が非常に高く儲けやすいギャンブルです。
だからこそ、連勝が続くと気が大きくなってハマりやすい。
確実に勝利金を増やしていくには、細かく出金することが大切です。
オンラインカジノは勝っていても、もっと勝利金を増やそうと出金せずにベットを続ける人が多いです。
そうしていつの間にか負け始めて、勝利金もあっという間に使い果たしてしまいます。
それを防ぐためにも、「$300以上勝ったら出金する」などのルールを決めて、その金額に達したら即座に出金しましょう。
“勝ち逃げ”できるかどうか、オンラインカジノでお金を儲けるキモです。
安全なオンラインカジノで “勝ち逃げ” しよう
オンラインカジノはルールさえ決めておけば、借金になることはありません。
「勝ったら出金する」を意識しながら、プレイしましょう。
以下のお勧めオンラインカジノも参考にして、賢く遊んでくださいね。

